職務経歴書の書き方 – 営業職を例に

営業の実績アピールは具体的に

職務経歴書には何より具体性が重要です。特に実績の記載はそうです。

逆に実績の記載に、顧客数や売上額や契約数等が書かれていないと、「この人はどこまで仕事ができるのか分からない」となって印象に残りません。

もっとも、同じ業界であっても商品や顧客の階層が違えば、数字の意味も違ってきます。

ネジ1本売るのも、家1軒売るのも営業です。契約件数も、月数件で十分な業界もあれば数万単位の業界もあります。売上金額だけ、契約件数だけでは、参考になりません。

そこで、目標達成率や、対前年比などを使って数字の意味を示し、総合的·多面的に見せることが必要になってきます。

数字は切り札ですが、それだけでは不十分。職務の背景となる、営業形態、担当部署、取扱商品やサービス、顧客、などの基本事項、を押さえておかなければなりません。

営業形態は、不特定多数を相手にした営業か、ルートセールスか、を明らかにします。

取扱商品についての記述が大切なのは、商品の種類や価格で、売り方が違ってくるからです。一般的でないものは説明も必要です。顧客の種類も明らかにしておきます。会社相手か、個人向けか。個人向けなら主要顧客の性別·年齢層も示しておきます。

 

最後に「自己PR」も必ず入れる

職務経歴書に、自己PRを書かない人がいますが、なんとももったいないです。「添え状」または「自己PR書」とのかね合いから、どこに書けばいいかわからないからでしょう。

WEBエントリーが増えてきた最近は、「履歴書」「職務経歴書」のほかに「自己PR書」の提出を求める企業もあります。提出を求められれば、これはもう立派な応募書類です。添え状とは別に自己PR書を書かねばなりません。提出を求められなければ、別紙にする必要はありません。職務経歴書に、堂々と【自己PR】という項目を立てましょう。これを欠くと、強み·能力が伝わりません。

自己PRの書き方のポイントは、ひと言でいえばヒューマンスキルです。

これは、仕事への取り組み姿勢や、目標達成意識の高さ、協調性や柔軟性、向上心あるいは向学心、発想力、表現力、調整力、交渉力、コミュニケーション能力、情報収集力、指導力、決断力、リーダーシップなど、個人のもつ能力です。

これらは、教育や訓練では簡単には身につかず、採用するときに大きなポイントになります。セールスポイントだけを箇条書きにして、罫囲みする方法もあります。

 

 

抜粋書籍:オアシスインターナショナル株式会社  「これだけは知っておきたい 履歴書・職務経歴書の書き方」

 

参考サイト:職務経歴書の書き方、フォーマット・見本